今日もシュクシュクと!

ソフトウェア・エンジニアを目指して修行中の日々。学習もコツコツと。そして粛々と。

EclipseでJVMを変更する

EclipseJVMの指定箇所は2つある。1つはEclipse起動時のJVM、もう1つはEclipse起動後に使用されるJVMである。ビルドエラーとなる場合、後者の設定が不足しているケースが多い。

Eclipse起動時のJVMを変更する

現在の設定を確認する

[Eclipse]-[Eclipseについて]をクリックする

一番右側のタブ「Configuration」タブを選択し、「-vm」と記載されている箇所がEclipse起動時のJVM指定になる

変更方法

Macの場合、Info.plistファイルにて起動するJVMを指定している。 以下のパスにファイルがあり、変更させたいパスに修正を行う

/Applications/Eclipse.app/Contents/Info.plist

以下の様に使用するJVMを指定する

<array>
 <string>-vm</string>
 <string>/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_181.jdk/Contents/Home/bin</string>
  <string>-keyring</string>
  <string>~/.eclipse_keyring</string>
</array>

Eclipse内で使用されるJVMを変更する

現在の設定を確認する

JDK12などを使用している場合はコンパイルエラーが解決できず、JDK8を使用するように変更する

[Eclipse] - [環境設定] - [Java] - [Installed JREs] 変更前:

ビルド等で使用するJVMを変更する

右側の[add]ボタンより追加を行い、追加したJDKを選択し、[Apply and Close]ボタンを押下する
この例ではJDK 8を追加するため、Locationに以下を追加

/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_181.jdk/Contents/Home

※追加後の名前がHOMEとなってしまうため、JDK1.8等とわかりやすい名前に変更する